腰の部分を隠す女性の仕草 2008年7月14日(月) ハンガリー1 ブタベスト0,5 列車内宿泊
駅構内の時計は朝の5時45分を指していた。
またもや寝坊してしまったのだ!無常!
何度寝坊したら気がすむのだろう。反省とかまったくなしの能天気で無能なバックパッカー。
まぁいい、次の列車は7時過ぎにあるのだ。それを確認しにいくとルートの関係で8カナ(190円)さらに支払わなければならないようだ。まぁこれぐらいで助かった。ギリシャのイオス島のように買い直しにならずにすんだ。
ここヨーロッパで最近になって気がついた事がある。
まぁくだらないことだがイチオウ宣言しておきたい。
今時の女性は短い丈のキャミソールやTシャツを着て、腰の部分が少し見えるようになっている。
オシャレでやっているのだろうが私がうしろを歩いているとなんか服をひっぱって隠すようにするのだ。
それはジーンズでも同じ事をする。
まったくもって心外だ。
どんな美女でもまったく見たいとも思わないし逆にそういう心外行為をするなら着ないで欲しい。
この前は美女と握手して喜んでしまったが私はけっこうプライドが高いのだ。
雨が降ってきた。そういえばヨーロッパに入って始めての雨かもしれない。1ヶ月ぶりぐらいか。エジプトに半年いる時もほとんど降らなかった。
それは一人の無宿者にはきつかった。
列車に乗り込んだ。飲食料の準備はスーパーで買ったので準備は万全だ。
ヨーロッパの列車は座席がボックスタイプになっているのが多い。一つの部屋に6つ席がある。
始めはおじさんと二人だったが若者が3人入ってきたので移動した。カーテンと扉を閉め切っている部屋を覗いていった。こういうのは良くない。次の人が入りにくい。個室ではなくみんなの席なのだ。
隣の部屋が女の子が一人で寝ていたのでそこにした。みんな遠慮して入らなかったのだろう。そうするとなんか警戒しているのがわかる。もうどうしようもない勘違いは止めて欲しい。説教してやろうかと思ったが止めておいた。彼女はオーストリアのウィーンの大学生で農業を専攻しているようだ。ルーマニアに2週間の旅をするらしい、インテリだ。英語も上手いしルーマニア語もいけるそうだ。母国語はドイツ語だ。
なんで欧州を旅行しているのかわからなくなってきた。
特に何もせずに移動してカネを消費しているだけだ。
期待していた東欧もかなり物価が上昇している。
日本人バックパッカーが少ないのは当然だ。

夕方ぐらいにハンガリーのブタベストに到着した。
雨がしとしと降っており、時代を感じさせる建物が孤独の私には暗く映った。
駅構内はそんなに広くない。ウロウロしてみたが特に何もなし。バックパッカーは多い。日本人はいない、韓国人がやけに多い。
ネット屋も構内に2軒もあった。しかし高い30分1ユーロぐらいだ。
とりあえず外に出て少し歩いたがもうやる気が失せた。
物価が予想以上に高いのだ。これはユーロに入るための政策らしい事はサラエボで出会った日本人に聞いている。
その割りにクオリティーは低い。タバコは350円もする。
この街には日本人宿があるらしい。しかし16ユーロ、また、8ユーロの民家の安宿もあるそうだがもう無理だ。
今晩にでもルーマニアのブカレストに移動を決定した。
当初の計画ではここからセルビアのベオグラード、ブルガリアのソフィア、それからブカレストというルートだったがもう行かなくても良い。
ホステルに泊まってカネを散財して一人で観光して特になしという旅行になりそうだったからだ。
それなら誰かの家に泊めてもらうかキャンプの方が楽しい。
雨だし歩くのも疲れる。
とりあえずネット屋が駅を出て右手をまっすぐ行くと200mぐらいのとこにあったのでそこで1時間200フォリントでする。だいぶ構内より安い。ここも日本語は不可。
ルーマニアで3件ほど、モルドバ、ウクライナで1件づつ出してみた。本当にお願いします!
駅構内は無線ランでのインターネットは無理だった。
チケットを買いに駅に戻った。
これがまた遅い。人は多いが販売員がやけに少ないからだ。
結局そこで2時間ほど待った。
その間、おじさんが食べ物をくれと言ってきたのでなけなしのリンゴをあげた。これしか食料は持っていない。そうすると調子に乗ってまたくれと言ってくる。わかっていたので何とも思わない。駄目元で頼むのは私もするしな。
これも知っていたのであげたのだ。無理やり物価を上げたので失業率が高くなった。生活が苦しい人が出てきた。逆に稼いだ人もいるのだろう。
タバコがきれた。買うかどうかかなり迷った。
チケットは大丈夫だ。なんせクレジットカードで購入できるから現地通貨のフォレントをatmから計算して下ろす必要はないのだ。
結局、おカネが余ってしまったので買ってしまった。余ったらユーロに換えたら良かったが街の銀行は閉まっているし、駅の両替商はありえないレートを提示している。買いと売りの差額があまりにも大きすぎるのだ。
チケットは学割がまたできなかった。14500フォリントは約1万円。とにかく無駄に高い。
最後に余ったカネで駅近くのネット屋の隣のスーパーマーケットで食料を調達したが、すべてが高い。
しかもビールをまた買ってしまった。
そこでハンガリー人と初めて話した。しかし彼はジプシーだった。21歳で仕事はもちろんない。たばこを2本やった。
あまったコインで駅構内のネット屋で15分だけやらせてもらった。
そして夜行列車に乗り込んだ。
こんな事する国はうんざりだ。インドとかと同じではないか、これでユーロにしたいとは感心する。まぁちょっと言い過ぎだが。
しかし温泉がけっこうあるみたいなのでカネの余裕がある旅行者だったら面白いかもしれない。
また、地方へ行けば違うかもしれない。