おまえびびってるな 2008年6月18日 ギリシャ6 アクロポリス6
夕方になると恋人たちがそこらへんでキスをしていやがる。
なんて国だ。
エジプトではギャラリーが集まってくるし、ポリスがきて面倒な事になるのだ。スルタンホテルのやつに見つかったら嫉妬で監視までされてしまう。もっというとパキスタンやイランでは大変な騒ぎになると思う。
しかし街角でのキスは平和の象徴だ。ベッドの上なんかよりも絵になる。こっちまで幸せな気分になる。
沈没の憂鬱、もう六日目だ、早い。
とりあえず暇なので部屋で日記を書いたりしてネット屋にいく準備だけした。そうするとすでに昼になっていたので空腹を覚えた。
昨日買ったピタサンドをフライパンで温めてワインで食った。
髪も切った。それからネット屋と本屋に出かけた。本屋でロンリープラネットのギリシャを見てイオス島がどんな感じか情報を得ようと思っていたのだ。本屋は街の中心にそこそこでかいのがあった。
その前辺りでデモっぽいのがやっていた。何かでアテネでは多いと聞いていたが一体何が不満なのだろう。いつも思うがそれをして何か変わるのか。これこそ現代日本の若者の意見になってしまう。誰も不満があっても何もしないようになってしまった日本の若者。それは無駄だとわかっているからだ。私も同じで勝手に個人でやらせてもらう方針だ。もしやるなら、、、まぁいいか。

で、ロンリープラネットがあったので読んだが大した情報はない、地名がわからないので把握できずに終了した。日本版もあったので読んだら面白かった。
ギリシャ語もなかなか美しい。文字も英語よりやわらかい感じがいい。
今日もアテネは暑い、欧米人がわんさかいる。
ネット屋に行ったが日本語の読み込みさえもしてくれず全部文字化けしている。まぁなんとかやりたい事は終わらせた。速度はバリ速いがこれで1ユーロだ。
家に帰って悩む。明日はどうしようか、結局次の宿泊先のオファーも出してないし、イオス島にびびっている。
また同じスパゲティを懲りずに食べて、白ワインにジュースを混ぜたのを飲んで、コーヒーも飲んで考え込んだ。
とりあえず外に出て近くの旅行代理店を2つほどあたってイオス島までのチケットの料金を聞いたらどこも片道34ユーロだった。
いや、しかしきつい。往復で68ユーロは約12000円もするのだ。本当に向こうで仕事が見つかるのか。いくら稼げるのか、キャンプ場はいくらか、食べ物とかはどうせ島料金なのか、、、心配だ。
とりあえず帰ってウダウダ過ごした。ギアニスの帰りを待って意見をもらいたかった。
彼は18時ぐらいに欧米男と一緒に帰ってきた。欧米男はなんとイオスから戻ってきたばかりなので質問してみた。
彼は4泊しかしてないしキャンプは6ユーロだったという情報しかくれなかった。なんかそっけない、グッドラックとか言ってやがる。
それでギアニスにも聞いてみたら仕事は見つかるぜと軽く言うのみ。
そこでわかった、自覚した。私はびびっているだけなのだ。
そう思うとやってやろうと闘志が湧いた。とにかく行ってすぐに仕事を見つけて稼いでやればいいんだ。簡単じゃないか。
それに失敗しても2万円ほどの損失ではないか。
そう思うと気が大きくなったのでチケットを買いにいった。
その後にスーパーに行って缶詰とかパンをできるだけ買った。少しでもコスト削減だ。
ラーメンが食いたかったが一番安い袋ラーメンでも1ユーロもするから無理だ。
タバコもついにドラムという巻きタバコ25Gで2,9ユーロを買ってしまった。まずは試してみよう。
家に戻ってさっきの男と話した。どうも英語が苦手のようだがどういうことだ。出身はどこか聞くと何やら言っているが聞き取れない、彼は地図の前まで行って南米のある国を指差した。その地図もギリシャ語なのでどこかわからない、ウルグアイか?
そうだ、あんたは日本だろ? 2ヶ月前に2週間ほど行ったぜ、 と言うと新幹線のパスや広島の地図とか見せてきた。
じゃー私もウルグアイについてなんか言ってやろうと思ったが「レコバ」しか出てこない。しかしこの一言で彼もわかってしまうぐらいレコバは英雄なのだろう。サッカー選手の名前だが私も彼のプレーは好きだ。もっとマニアックな話になるが漫画キャプテン翼を持ち出したら南米の黒豹ビクトリーノと日系の日野が思い出されたがさすがにわからないだろうと思って止めておいた。
その後、シンタグマ広場まで懲りずに無線ネットをしにいった。今回はコツを掴んだのである程度は作業ができた。ページをめくっていくのと時間によって回線が切断される仕組みのようだ。
今回で今月の当ブログ記事が毎日アップできるようになった。実は目標にしていたのだ。
メインブログはネタ切れでどうしようか悩んでいるが、どこかの会社からリンク掲載のメールが来たので嬉しかった。
こういうのがたまに来るのでやりがいがある。

ティッシュ売りの男が着たのでアジアなどでは簡単に断るが意表を付かれたので、50セントで買ってやった。
どこの国ですか? アルバニアだ。もう50セントくれよ。
なんせギリシャは物価が高いので生活は厳しいと思う。もちろんアジアや中東など他の国でも同じだが、ちょっときついがまぁいい。これからイオス島で稼ぐんだ。
インドで出会ったイラン人の男の言葉を思い出す。
俺たちは5ルピーぐらいなんでもない、彼らはそれでどうなるのかもわからないんだぜ。
帰りにまた同じ店でピタサンドをギアニスの分も買って帰った。どうも沈没したら同じとこへ行く癖がある。それも面白い、顔を覚えられて仲良くなれるし安心感があるのだ。
夜10時過ぎ。同じスパゲティをビールで食った。空腹ならなんでも旨い。
日本でもほぼ毎日食っていたが麺は少し柔らかめにしている。
硬いのはアルデンテだが柔らかいのは何て言うのだろう。
それは一度疑問に思って料理人に質問した事があったが彼はオーバーボイルと言っていた。
英語なのでイタリア語ではない、という事はイタリアでは柔らかいのはありえないのでその単語がないのかもしれないと思った。
イタリアに行ったら質問してみよう。
また、麺を茹でる時に塩を入れるがあれの意味も理解に苦しんだ。
どうせ後で振り掛けるからだ。実はそれも料理人に質問したら、うーんなんでだろとか言っていた。彼の答えは具やスープに馴染みやすくなるからだそうだ。
まぁ納得した。
昼間のウルグアイ男は夜の内に出たようだ。旅は全部で半年らしく、パソコンも持っていた。
明日は夜行でイオス島に行くのか。やっぱり移動は憂鬱だが今回は仕事をしてやるという目標があるので気合が入る。
出費 ネット1 スーパー9 タバコ5,5 ピタサンド3 チケット34 計52,5ユーロ